Archive for the ‘ワイン’ Category

PostHeaderIcon パパゲーナ バルベーラダルバ

ピエモンテ、フォンタナフレッダ社のバルベーラです。

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ラベルが物語の挿絵みたいで可愛らしいですね。
調べてみると、「パパゲーナ」というのはモーツァルトの歌劇『魔笛』に登場する鳥刺しの恋人の名前だそうです。
ラベルがこういう切り口なのも変わってて面白いです。
開栓すると、鮮やかなベリー系の香りがすぐに立ち上がります。
色は深みのある熟成されたルビー色。
バルベーラ種特有の酸味はもちろんあるのですが、そのわりにやわらかなタンニンでとろんとした飲み口のフルボディでした。
そろそろ秋の気配なのでポルチーニの季節だなぁと思い、合いそうなバルベラを仕入れてみたのですが、これはいいものを見つけたという感じです。

PostHeaderIcon テッレ・デル・バローロ

どうもどうも。今回は久しぶりのワインレビューです。

イタリアワインと言えば、まず第一に出てくるキーワードが「ピエモンテ」と「ネッビオーロ」でしょう。
ピエモンテはトスカーナと並んでイタリアの2大醸造地のひとつで、そこで生まれるイタリアの最高級ワイン「バローロ」とその弟分「バルバレスコ」を生産するブドウ品種が「ネッビオーロ」です。
「ワインの王様であり、王様のためのワインである」と言われるほどの風格を持つバローロ。
ネッビオーロ種の特徴は一言で言うと「遅咲き」で、非常に濃い色彩で若いうちは強い苦味を持ち、年月を寝かせることで深い味わいと複雑な香りが咲き乱れ始め、高級ワインの風格を出し始めるというものです。
バルバレスコは以前レビューしましたが、今回は「王様」に挑戦です。
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今回あけたのはテッレ・デル・バローロのバローロ。
中程度の濃さのガーネット色で、スミレの花束のような香り。やさしく、それでいて力強い果実味を持ち、まろやかで調和の取れた落ち着いたイメージのバローロです。
非常に飲みやすく余韻も程好いので、合う料理の幅がかなり広そうなイメージですが、やはり肉料理には抜群に合うのかなぁという感じです。
うちの料理の中ではポークソテーのガーリックソースと共に飲みたいなぁと思いました。
癖のあるチーズとも非常に合いそうです。

PostHeaderIcon フェリーネ・プリミティーヴォ

いやぁ実は先週の金曜日に負傷しまして、土日は両手ともドラえもん状態でした。
週末に来られた方、お見苦しいところをお見せしまして・・・。
また、ご心配いただいてお声かけ下さった方々、ありがとうございました。今週はもうだいぶイイです。

さて、今日は久しぶりにワインをあけました。

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フェリーニ・プリミティーヴォ2006

プリミティーヴォという品種は、イタリアでも南の方、主にプーリア地方でよく栽培されています。
このワインもプーリアです。
アメリカはカリフォルニアでも同じ品種が栽培されていますが、そちらではジンファンデルと呼ばれています。
カリフォルニアワインがお好きな方なら聞いたことがあるのではないでしょうか。
果実味とマイルドな口当たりが特徴です。

開詮しますと、黄桃やドライイチジクのような香りが立ち昇ります。とてもフルーティーな印象です。
口に含むと全体がとろんとしていて、優しい印象です。

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ディスクもかなり濃厚で、思い切り傾けてもグラスの向こうが全く見えません。
なのに癖がなく、あっさりと喉の奥に流れ込んで行きます。
この段階では女性向きと言っていいワインです。

しかしこのワイン、デキャンタージュすると途端に表情を変えます。
今までの優しさがすっかり消え、男性的な印象にがらっと変わります。
タンニンも余韻もしっかりしたものに変わり、また別の楽しみ方が出来る2度おいしいワインです。

いやぁ美味しい・・・。

しかしあんまり飲むと傷口が痒くなるので控えます。

PostHeaderIcon YUME モンテプルチャーノ

イタリアはアブルッツオ州のモンテプルチャーノです。
カルドラ社のYUMEという名のワインを飲んでみました。

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名前の由来は読んで字の如く、「夢」。
日本語が名前に使われているイタリアワインなんて珍しいですね。
このワインはカルドラ社の社員全員の「YUME」の結晶なんだそうです。
アブルッツオの地でフルーティーで上質なワインを造るのが「YUME」だったんですね。

さすが「YUME」の結晶と言うだけあって非常に良く出来たワインだと思いました。
アマローネにも引けを取らないほどの美味しさ、赤ワインの中でもちょっと変わった濃い色合いもまた特徴的で、ブラックベリーのような色合いと香りを持っています。
口当たりは非常に滑らかで、凝縮されたスパイスのような芳香と相まってとても奥深い印象を持ちながら飲むことが出来ます。

資料を見ましたら、「YUME」にはもうひとつの思いが込められていて、それはこのカルドラ社が薬物中毒の若者の更生を支援する団体で活動していて、彼等の夢がいつかきっと叶い、再び幸せな道を歩んで欲しいという「YUME」が込められているんだそうです。

そんな奥深い製造者のYUMEを思いながら、秋の夜長にじっくり飲める、飽きの来ないとても良く出来たワインです。

PostHeaderIcon ガヴィ ディ コムーネ ディ ガヴィ

ピエモンテ州ガヴィの白ワインです。
品種はコルテーゼ100%。

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ラベルがとてもスタイリッシュですねぇ。コルクにも細かい模様が施してあって、凝ってるなぁと言った印象です。

このワインを造っている蔵はフォンタナフレッダというところで、ピエモンテではかなり有名なワイナリーのようです。

味はと言うと、若々しく、果実味が強いシンプルな感じ。とても飲みやすいです。
青リンゴとレモンを足して割ったような味わい。どちらかと言うと辛口ですが、強い果実味が「甘み」として後味に残ります。

難しい癖が無いので、気さくにがぶがぶ飲むようなスタイルにマッチしているように思います。お値段も手ごろでおすすめです。

PostHeaderIcon ラグレイン・ロゼ

はい、ワインのお話です。

今回は「ラグレイン・ロゼ」という、その名の通りロゼワインを開けました。
ラグレインとはブドウ品種の名前で、北イタリアで主に栽培されています。
ロゼと言うと、甘い、軽いと言った印象を持ってしまいがちですが、(自分もそうでした)最近ではバラエティも豊かでロゼの位置付けもだいぶ変わってきたようです。

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ロゼの爽やかさと、ぱっと広がりサッと消える夏の花火のような風味を堪能するため、しっかりと冷やしてから頂きました。
香りはイチゴのような、ミントの効いたガムのような(表現悪いですかね)感じ。
口にすると、口いっぱいに若いフルーツのようなほのかな甘みとしっかりした酸味が弾けて、すっと体内に消えて行きます。

これはおいしい・・・

軽いようでタンニンのバランスもしっかり取れていて、爽快さを邪魔しない程度にこのワインの奥深さも感じさせてくれます。
飲み終わった時に残る清涼感は、夏用ワインと言ってもいいほどです。

癖が強くないので、マリアージュの幅も広そうです。
食前酒にも最適かと思いますし、ベリー系のデザートと共に飲むのもいいかも知れません。ディナーの最後を締めくくるのにも一役買いそうです。

PostHeaderIcon ワインセラー設置

ご無沙汰しております。
なかなか更新が滞ってしまっております。

本日、店内に新たにワインセラーが設置されました。

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前面のガラスが弧を描いていて、スレンダーで黒基調の格好いいストッカーです。
早速気に入って開けたり閉めたりしております。

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内部も黒基調で、棚は木で出来ています。
棚が木のせいか、開けるとほんのり木樽のような香りがして、うっかり目の前にあるワインを開けて飲んでしまいそうになります。(笑)

収納数が今までと比べて3倍近くになったので、新たな仕入れルートも確保し、今までよりさらに安く提供出来る様になると思います。

PostHeaderIcon バッカ・ロッサ2004

蒸し暑い日が続きますね。皆様いかがお過ごしでしょうか。
今日は七夕で満月なので月の写真を撮ってみました。

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さて、今日はワインのお話です。
今日あけたワインは、BACCAROSSA2004。

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とてもしっかりとしていて飲みごたえがある、それでいて癖の強くない、いいワインです。
品種はネーロ・ブォーノ100%。深いルビーレッド色でパワフルな口当たり。
飲んだまま放っておくと、唇が紫色になってしまうほど濃厚。(笑)
歴史は意外と浅く、2001年に初リリースされてすぐ脚光を浴び、2005年にはイタリアワイン1万本の中から第2位に選ばれたという輝かしい功績を残しているそうです。
これは濃厚なチーズや、それこそ血なま臭い赤肉なんかが合いそうです。
以前のお話にあった、熊本の馬肉がもう少しで入荷出来そうなので、あわせて是非召し上がって欲しい一杯です。

PostHeaderIcon オルヴィエート×カポナータ

今日は夏野菜を使ってカポナータを作りました。
肉厚のパプリカ、ズッキーニ、甘みたっぷりのタマネギ、みずみずしいナスなどをたっぷり入れて。

カポナータはイタリアンでもかなりポピュラーな料理です。
ブルスケッタとあわせて冷たい前菜に、温めて肉料理の付け合せに、トマトソースとあわせてパスタやピッツァにと幅広く使えます。

ポピュラーでリーズナブルなカポナータなので、それとバランスの取れた白ワインと一緒にいただいてみました。

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オルヴィエート クラシコ・セッコ ”トリチェッラ”2004

ウンブリア州オルヴィエートで造られた、黄金色でさっぱりとした辛口、熟れたりんごの香りのする白ワインです。
このトリチェッラは、ビジ社創立100周年を記念して作られ始めたそうです。
辛口ですがアルコール感があまり強くなく、カポナータの野菜の旨みを感じる邪魔をしないのでとてもよく合います。

っと、いつも自分ばかり飲んで感想を書いてるだけではどうかと思い、今回はちょっとした企画を持って来ました。

この組み合わせは本当によく合いますので、皆さんにも是非試していただけたらということで、
当Blogを見て頂けている方には、このオルヴィエートクラシコのグラスとカポナータのセットを580円でご提供しようと思います。
期間は今度の日曜日(21日)まで。
スタッフに「HPを見ました」と伝えてください。
ほぼ原価に近い価格なので、お一人様一度限りとさせて下さい。

なかなか気軽に楽しめないのがワインの残念なところだなぁと思いますので、この機会に皆様遠慮なく楽しんで頂けたらと思います。

PostHeaderIcon オルネッライア レヴォルテ

今年はなんだか日本全国いっぺんに入梅しましたね。
数年前から温暖化だ異常気象だと騒がれているので、季節の変化が普通に行われると少しほっとします。

うちの紫陽花も満開になりました。
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毎年いろんな色の花が咲く紫陽花なんですが、どういうわけか今年はみんな白い・・・
お花には詳しくないので理由はわからないのですが。どういうことなんでしょうか。
まぁ、白もきれいなのでよしとします。

今回はイタリアワインでも有名処、オルネッライアのレヴォルテという赤ワインを飲みました。
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これは非常に複雑で深い味わいを持ったワインで大好きです。
個人的にはラベルの油絵も好きで気に入ってます。

全体的には果実味でまろやかな口当たり。そして非常に長い余韻。
しかしその中に薪のようなスモーキーなニュアンスがあって、飲んでて面白いです。
そんなにずっしり重い感じでもなく、どちらかというと手頃なカジュアルワインといった感じ。
さっぱりと味の濃い、パルマ生ハムをたっぷり使った料理などが合いそうです。